職人

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情報化社会と、資本主義経済が職人を殺していると思うんです。
人間は自分にとって有益な情報を常に求めていますね。
何をすれば利益になり何をすれば損益になるのかって。
つまりプログラマーになってどんだけの利益になるのか、
この仕事続けて将来自分どうなんのよって考えますよね。
アニメーターになってどんだけの利益があるのか、調べますね。
いくら好きって言ったってさ、これやれって言われてその通りやるのは
あんまり面白そうには思えないですよね。
そういう現実とかよくわかるようになっちゃったのは
マスコミのおかげだしインターネットのおかげだし情報化の流れなんですよね。
そういう現実見てたらさ、あるいは自分の将来想像してみたらさ、
例え絵を描いてるのが楽しくっても、どうかなって思うよね。
実際、何人の人間が専門学校通ってて、
そのうち何割がその仕事にありつけて、
そのうち何割が満足してるの夢実現してるのって
ちょっと考えてみりゃ非合理的な賭だって気付く罠。
それでも強い意志でもって貫くのは格好良いし、
それだけの自信があるならすばらしいと思います。
けど逃げてるだけだったりもするよね。残念ながら。

ポータブルスキルと呼ばれているものがあります。
どんな仕事でも通用する能力のことです。
コミュニケーション能力だとかリーダーシップとか、
タスクマネージメントとかそういうのです。
資本主義社会にあってもう確立されちゃってる技術です。
クリエイター職は営業なり経理なりマーケなりよりも人気あります。
が、待遇は良くない。実際道具のように交換可能な部品として見られてたりします。
今の時代、職人は末端なのです。ええ私も吐き気がします。
そもそも甘いと、下積み10年20年はあたり前じゃないかと、いう見方もあります。
それに耐えられるなら別段問題はありません。
でも変化する経済社会、変化する人間関係、高速化するビジネス、
振り回されて振り落とされて残るものは何か。
現代の職人に必要とされるものは、
忍耐力とプロモーション力と思います。
でもそんなん学生の時は全然見えないし、見ようとしないだろうし。
日本人には職人気質が多いらしいのでけっこう大きな問題です。

コメント(2)

wiz@_( (_´Д`)_ :

資本主義というか、そこらの似非が作ったものでも許されてしまう、業界の甘さが一番問題な気がする。

耐震強度偽装も一瞬騒がれただけでもう忘れられかけてるけど、IT系システムの偽装なんて、
耐震強度偽装なんてレベルじゃないとおも。

その一方で、ITの偽装問題は企業の根底を揺るがす大問題を起こしかねないんだけど、
何件かおきても、等の被害者たる企業が何の心配もしてないって感じね。

もちろん、わかってる人たちはきちんと対策したりしているけど、自分の住む家ってレベルの
入れ込みが無い所がほとんどだからだめなんじゃまいかね。

googleがもてはやされたのも、今の企業常識からすると無駄と言えるようなことをきちんとやって、
成功しているからかと。

検索エンジンのトップ画面が広告だらけなyahooとかinfoseekとかmsnとか、
使いにくいのは解っているけど変えられない、そんななかで、
敢えてきちんとしたもの(シンプルなインターフェース)を作ったって感じで。

別に品質が悪くてもやっていけるから良いさ、が通用するレベルまで技術が発達したのも、
要因の一つではないかとおも。ということで。

eclipse :

立派な大義名分は大体どの会社にもあるもんですが
それが実際の作り手まで浸透してないですね。
経営者がモチベーションマネージメントをできてないってことですかね。

このブログ記事について

このページは、yuchが2007年3月17日 00:40に書いたブログ記事です。

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