Emacsに代わるもの

| | コメント(6)

今あるもので頑張れば自分にもできるはずなもの、
そのカタチというものが頭の中にはぼんやりと存在しています。
まず、それはEmacsに取って代わるものでなければなりません。
そもそもEmacsに代わるソフトが全くと言っていいほどない。
実際はあるのかもしれないけど少なくとも表には出て来ていません。

ちなみにEclipseは違いますよ。
Emacsは開発環境にもなるけど開発環境ではない。
Eclipseは開発環境です。

Emacsに熟れてくると、なんでもかんでもEmacsでやりたくなってきます。
エディタ、IDE、CUIシェルは当然として、
ファイラ、メーラ、ブラウザなどなど。
しかしね、使いにくいんですよこれが。

ぶっちゃけ人間なんでも慣れるもんです。
事実Emacsのアホっぽいキーバインドにも完全に
慣れ切ってしまっている自分がいるわけです。
慣れればなんとかなる、というのは慣れなきゃなんとかならないのか。
合理的に考えてみて納得のいく理由が背後にあるのか、という点です。

どうにもならないものは仕方がない、
でもどうにかなってしまうのがソフトウェアです。
どうにかできたかどうかではなく、
どうにかできるかどうか、それこそがソフト開発の魅力です。

Emacsに代わるもの、
というのはテキスト編集/閲覧に関わる統合ソフトです。
テキストとは文字列です。
デザイナや絵描きや音楽屋は例外として、
普通にPCを使うにはテキスト処理が大半だと思います。
ただし一番利用量の多いWebブラウザは一口にテキストと言えないと思います。
このブラウザだけは私の「Emacsに代わるもの」構想の中でも
不可触なものとして範疇外なんですけどね。

今のところの最終形としては以下の機能の統合、
* エディタ
* IDE
* ファイラ
* メモ管理
* スクリプタ
* プレゼンテーション
* メーラ
* IM
* シェル
* ヘルプ

最後のシェルはEmacsのeshellみたいなものだけど、
これはないに越したことはないと思っています。
あれは逃げです。
主にファイラの機能が不十分なのが原因でしょう。
ファイラはとても重要です。
2年くらいMDIEを使ってましたが、更新停止状態でクローズド開発なので
最近X-Finderに乗り換えたんですね。
これがまた厄介な代物で… 相当使い難い。慣れですよ慣れ。
ファイラは未だにコレだ!というのが見つかりません。

エディタは選択肢が多いですね。
ま開発に使える機能が揃ってて、
アウトラインとか縦書きができたりすると良いかな。
縦書きは今まで見向きもしなかったんですが、
ちょっと真面目に考える必要があるかなと思っている次第です。
なでしことかも、縦書きだったら面白いかなとか。

縦書きの必要性はエディタよりも、スクリプタの方にあります。
スクリプタとはノベルゲームエンジンです。
別にゲームという形である必要はなくて、
より読むことにスポットを当てた高機能版テキストビューアです。
青空文庫とか、メモ帳でだらだら読んでると時間のロスですよ。
精神的負担がかかりますよ。

ノベルゲームエンジンとプレゼンテーションツール(PPTとか)は
機能的にかなーり似ていると思いますね。
これは統合しない手はありません。

メモ管理。
ファイラと似たようなものだと思います。
対象がファイルではなくメモになるというだけで。
ただテキストに限ると厳しいところはいろいろあります。
できてもhowmの豪華版にしかならないかもしれません。
個人的にはメモ管理は、
携帯端末との連携、GPS/地図ソフトとの連携、
画像音声メタデータ、不特定多数ネットワーク、
とテキストの範囲を越えることで
どんどん便利になっていくと考えています。
なので本構想とは別立てで欲しいところです。

IM。
SKKが心地良いのはエディタと統合されてるからってのがあると思います。
少くともMS-IMEはできれば使いたくないという感じ。
だって変換ウインドウの色を白以外にできないんですよ?
それだけで萎えます。
コストが高いので優先度は低め。
作るとしたら半漢直みたいなとか良いと思います。
風がオープンだったら丸ごとパクるのもありなんですが…
残念ながらアウトのようです。

あとは組込みヘルプは当然統合です。
Windows標準の使いにくーいヘルプとかありえないっすね。

メーラは不本意ながら毎日使わざるを得ない重要ソフトで、
エディタ/ファイラとの連携も必要となります。
ほぼ完全にテキストですし。もちろんHTMLメールとかは放置。

アプリレベルの統合の構想はこんな感じです。
スクリプトはmieベースのつもりです。
mieがスタイル指定やシナリオ記述に適しているかどうかはわかりませんが。

あとこの構想は1年そこらで実現できるつもりはありませんので念のため。
とりあえずやる気がある時には進めてくだけです。

コメント(6)

yokochie :

はてなでこんなこんな質問がでてます。
Emacsの代わりを探しているのにEmacsの話なんですけど

はてな Emacs ユーザーの方に質問です。これは便利! と思える elisp プログラムを教えてください。標準で組み込まれてるものでも結構です。プログラムがどう・・
http://www.hatena.ne.jp/1137478760

みてみてはどうでしょうか?

wiz@寝 :

HTMLメールはみんな嫌ってるけど、要するにHTMLエンジンにセキュリティ上の
問題が多いから嫌われてるだけよね~。
私としてはHTMLメールなりなんなりの、書式化可能な形式でのメールが普及して欲しい所。

ヘルプに関しては、知識データベースシステムよね。
アイデアいろいろ期待という事で。

emacsは最近やっとなれてきた。ある程度の基本操作はまぁなんとか
なる感じか。

IMEはatokで良いんジャマイカと思わなくも無かったり。

ま、そのうちwizlogでも適当になんか書いてみるか。

そんな感じで。

かけぴん :

私はsleipnirとemacsくっつけたような感じのが良いなぁ。
(随分投げやりな発言だとは自分でも思いますが)

eclipse :

>>yokochie
>はてなでこんなこんな質問がでてます。

まぁいろんな人が苦労して作ったものを
ガシガシ入れて時間かけてカスタマイズしていけば
それなりの環境は手に入りますね。
できあがった環境としては良いんだけど、
その過程が私の相性に合わないのかな。
なんか自分であまり触ってみたいと思わないんですよ >elisp

>>wiz
>私としてはHTMLメールなりなんなりの、書式化可能な形式でのメールが普及して欲しい所。
現状ではHTML無効にしてる人が多いですよね。
送る側だけ整形されても全然嬉しくないんで・・・

>IMEはatokで良いんジャマイカと思わなくも無かったり。
まともに使ったこと無いのでよく知らないのですが、
MS-IMEと似たようなものではないのでしょうか。
つか商用に依存するのもどうかと。
ん、そういえばImm系のAPIってIM変えると
振る舞いどう変わるんだろうか・・・
個人的には文脈で推測したり学習するタイプのIMは好きじゃないんですよ。
漢字変換時にこれじゃないこれでもないと
カーソルキーをポンポン押してる時がストレスになります。
出力の流れが滞るし、もちっと脳を酷使したい。

>>kakepin
>私はsleipnirとemacsくっつけたような感じのが良いなぁ。
どこをどうくっつけると良いのかな。
・Sleipnirの直感的な操作体系 + Emacsの拡張性
・二大よく使うソフト ブラウザ + エディタ

IEコンポーネントをくっ付けるだけなら簡単にできるけど・・・
ブラウザとエディタが統合されることのメリットはちとわかりませんなぁ。

wiz@目次の突っ込みが返って来た :

>なんか自分であまり触ってみたいと思わないんですよ >elisp
似てるのにナァ。
elisp ∽ eclipse  (゚∀゚)

>送る側だけ整形されても全然嬉しくないんで・・・
読み手側で整形を工夫できる所がみそな感じで。
XHTML1.1みたいに。
要はスタイルシートとかの部分が読み手持ちみたいな。

書く側はツール使わないと厳しいかもな・・・ (´_ゝ`)タグ手打ち

>カーソルキーをポンポン押してる時がストレスになります。
なるへそ。それで風というIMEが出てた訳か。

>私はsleipnirとemacsくっつけたような感じのが良いなぁ。
emacsにタブがついてマウスで操作できれば満足しそうなkakepin age。

さてさて、提出したものへの突っ込みが来てるんでまたつまらん
やらなきゃいけないことの続きを・・・ _(´Д`_) )_ モウイヤ

eclipse :

>読み手側で整形を工夫できる所がみそな感じで。
メールってさっと一読したらそれで終わりだからなぁ。

>なるへそ。それで風というIMEが出てた訳か。
風以外にもいろいろありますね。
ベースとなるのは2,3のキー列(ストローク)によって漢字が固定で
割り付けられてる漢直(漢字直打ち)と呼ばれているタイプです。
T-CodeとかTUT-Codeとか。
ただこれは学習コストが高すぎで・・・
dvorakやかな配列覚えるどころの話ではないんですよ。
風は読み→ストロークのマッピングをすることで覚えやすいしくみになってます。
その代り本物の漢直に比べるとストロークはかなり増えます。
読みではなくて部首でマッピングすればストローク減らせるんじゃないかなとか考えてます。

このブログ記事について

このページは、yuchが2006年1月17日 23:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「師走」です。

次のブログ記事は「」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01