葉月

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夏の終わり。
と口にしただけで切ない。
はぁ。水夏のサントラでも買うか。

さてと。

本。

+ ミヒャエル・エンデ / モモ
+ 松村恒平 / 秘伝
+ 元長柾木 / 飛鳥井全死は間違えない
+ Albert Laszlo Barabasi / 新ネットワーク思考

モモ。時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語。
古典的時間概念の中で時間って何だろう、人生ってなんだろう、発展ってなんだろう、と問う。
時間に追われていると感じる人、時間に流されていると感じる人、読んでください。
深い話でありながら非常にわかりやすく書かれているのでお子さんにもおすすめ。

秘伝。「プロ編集者による」文章上達<秘伝>スクール(壱)。
書くことが好きな人、上手に書きたい人、書いて食っていきたい人、必読。
隅から隅までためになる。まさに文章のバイブル。
あまりにも勉強になる箇所が多いので具体的にどこがいいかは書きません。
めんどい。気になる人は立ち読みしましょう。

全死。
Sense Offなどのシナリオライターとしても有名な元長さんです。
私的にはラノベの中では最高級です。
わかるとわからないの瀬戸際を行ったり来たりしているなんとも不安定な感覚がたまらない。
さっぱり意味不明な人には何も面白くないとは思う。
メタテキストを読むとか、視点ではない視座だとか、一見わけわかな文章だらけ。
でも読んでくうちに段々何の話かわかってくる。それがまた快感。
ラノベにしてもゲームにしてもキャラクターとかシチュエーションというものが、
不思議なほどにパターン化されてますよね。
このパターンをパクリとか新規性がないとかしか捉えられない人には
こういう文化は低俗なものでしかないんだろうけど、
このパターンってのがなかなか面白いんですよ。
パターンの威力の一例としては、書いてないことを予め読書が知っているという
前提をある程度持ち込める点があると思います。
こういう系のキャラだな、と一度認識させてしまえば、
読者が今までに消化してきた「こういう系」のキャラ像によって、
そのキャラの次の行動・思考パターンが予測できるんですよね。
まぁそれ以外にもいろいろメリットはあります。
パターンってのは文化であるとも言えるし。
全てに共通要素が存在しなかったら文化という概念は生じないでしょう。
元長さんがパターンに拘るのは個々のキャラクターの思考・行動パターンなどをある程度読者のCPUに委譲しているという感じがする。
模倣による逸脱、とか言ってたけど。
この人は相当頭いいですよ。間違いなく戦略的にパクってますね。
ともかくラノベ系ゲーム系の世界観に拒否反応示さなくて、哲学とか好きな人にはおすすめかな。
いろいろ思考のネタになるはずです。

新ネットワーク思考。世界のしくみを読み解く。
すべてはリンクしている。
ネットワークって面白!
人と人との社会的ネットワーク、細胞内の分子ネットワーク、
食物連鎖ネットワーク、エイズの感染を説明する性的ネットワーク、などなど。
そしてインターネット、物理層、ワールドワイドウェブ。
ノードあたりのリンク数を縦軸にとって、ノード数を横軸にとると、どれもこれもべき乗分布のスケールフリーネットワークになるという。
そしてべき乗分布は相転移現象にも現れる。
無秩序から秩序が生まれる臨界点、複雑系との関連性。
純粋に還元的な説明にはどうも違和感があったのだが、
ネットワークつまり全体的な相互作用をもっともっと理論化していけば、
数々の納得いかない疑問が解ける日も来るのではないかという希望が見えてきた。
たださらり読んでしまうと、こんなシンプルなことを人間は最近やっと理解するようになったのか、
と驚きでした。言うは易しってやつですが。
他にもまだ見落しがあるんじゃないですか?
あとはSNSとかWinnyとか2chとかのネットワークのトポロジーを知りたいと思いました。
研究対象としていろいろ面白いんじゃないかな。
とりあえずmixiのマイミク数がべき乗分布に従うかを見てみたいな。


漫画。

+ 仕切るの?春日部さん(1)
+ ドラえもん(1)
+ 99ハッピーソウル
+ エウレカセブン(1)

特にこれと言ったものは…
新しいのは表紙買いが基本だからなぁ。
まぁドラえもんは久々に読んで癒されたね。


音楽。

+ Diane Arkenstone / Aquaria: A Liquid Blue Trancescape
+ Secret Garden / Dream Catcher
+ 光田康典×加藤正人 / キリテ

Aquaria。
また良い音楽を発見できて嬉しい。
これはAmazonの「このCDを買った人はこんなCDも買っています」リンクで
Amethystiumと繋ってたのがきっかけで聴いてみたのだけど、良いです。
深海を浮遊しているような涼しげな世界が広がっていきます。

Secret Garden。
ヒーリング/ニューエイジとしては有名どころですね。
感動系の映画にマッチするな。泣かせる音楽。

キリテ。
物語の方はまだ読んでない。
すごくいい、ていうほど良くもないなぁ。
まぁ悪かないんだけども。
光田さんには期待が人一倍大きいからかな。

映画。
観なかった。
しょんぼり。

散歩。
八甲田山の高原を歩き、
寝床まで夜道を20km近く歩き、
奥入瀬渓流14km歩きました。
十和田湖でも2,3km歩いたし。
合計すると2日間で40kmは歩きましたね。
案外行けるもんだなと。
一年かけて徒歩で日本一周とかいう夢も一応抱いてたりするわけですが。
奥入瀬涼しかった。綺麗だった。
十和田湖もいいし八甲田山もいい。癒されまくった。
今度は秋に行きたいです。

温泉。
青森。酸ヶ湯温泉。
八甲田山から降りてきたところにあります。
歴史ある湯治場らしいです。
でもでも、洗い場がなかった…
水オンリーの蛇口が何個かあるだけでさ。

イベント。
初、一人旅。
LLDN。
その他、何個か。
仕事以外は忙しくて充実した一月でした。

9月か。
読書の秋力を見せつけないと流石に年間目標達成が危ういな。
ま、楽しむさ。

コメント(8)

wiz@Ω萎 :

>時間に追われていると感じる人、時間に流されていると感じる人、読んでください。
とりあえず、観た、のは覚えているんだが、読んだかどうかは覚えてない罠。
とりあえず観たの記憶に依れば、面白かったかと。既に断片記憶になってるけど。
最初子供たちがどこかに集まっていたのと、パートナーが亀で、凍った赤い花が時間で、
後ろ向きに歩いて時計に囲まれたじいさんが、みたいな記憶が残ってる。
あと、時間泥棒はやっつけると消滅したような記憶が。つかどうやってやっつけたんだっけか。ヤレヤレ

>ともかくラノベ系ゲーム系の世界観に拒否反応示さなくて、哲学とか好きな人にはおすすめかな。
RPGによくあるのでゲーム系の世界観ていうのなら問題無いかな~。哲学はまぁ幅が広いので
全般的に好きとは言えないかナァ。

>書くことが好きな人、上手に書きたい人、書いて食っていきたい人、必読。
書くことというか打つことというかは嫌いじゃないし、どうせ書くなら
読まれないとどうしようもないと思う性質だが、書くことを努力しようとは
思わんので書いて食っていきたいとは思わん罠かナァ。ま、プログラム書いて以下略ですが。

>あとはSNSとかWinnyとか2chとかのネットワークのトポロジーを知りたいと思いました。
NYのネットワークトポロジーはクラスタワードで決まって、それは2に依存している(正確には2系の
掲示板とかそんなところら辺に依存してるか)感じかと。
ちょっと妄想してみたところ、円(クラスタ)をパイプでつないだ感じのトポロジーが浮かんだ。
実際にはクラスタワードの点数計算なんで、雲みたいにもやっとした感じになってそうだが。
実際に統計取ったらどうなるのかはまぁ面白そうだが、かといって役に立つのかどうか・・・

>仕事以外は忙しくて充実した一月でした。
敢えて、いちがつ、と読んでみる。

>読書の秋力を見せつけないと流石に年間目標達成が危ういな。
まーがんばれや。ま、私は本を読むのは嫌いじゃないが、手元に無ければ読まない感じ
だな。要するに読んでないと。買うのも何かアレだしな~。場所取るしな~。正確には場所取るというか
埃まみれにならないようにするのが面倒つか。維持管理が面倒か。読むこと自体は嫌いじゃ
ないんで手元にありさえすれば(&やらなければならないことが無ければ)、まぁ何日でも読めるか・・・?
まとりあえず、学校とか教習所とかいろいろやら無ければならないことがあるし、また増えるかも
しれないんで、そんなに何日も読みっぱなしは無理だがナ。

eclipse :

>とりあえず、観た、のは覚えているんだが、読んだかどうかは覚えてない罠。
>とりあえず観たの記憶に依れば、面白かったかと。既に断片記憶になってるけど。
映画があるのか。
今度探してみます。

>あと、時間泥棒はやっつけると消滅したような記憶が。つかどうやってやっつけたんだっけか。ヤレヤレ
葉巻がなくなると、ですかね。

>RPGによくあるのでゲーム系の世界観ていうのなら問題無いかな~。哲学はまぁ幅が広いので
>全般的に好きとは言えないかナァ。
RPGの世界観とは違いますね。ファンタジーじゃないんで。
哲学好きってのは特定の思想に関心があるとかではなくて、
あらゆるもの、特に答えなど見つかるわけなさそうな問いに対して
仮説を展開していくことに喜びを感じる人種を指してます。

>まーがんばれや。ま、私は本を読むのは嫌いじゃないが、手元に無ければ読まない感じ
>だな。要するに読んでないと。買うのも何かアレだしな~。場所取るしな~。正確には場所取るというか
>埃まみれにならないようにするのが面倒つか。維持管理が面倒か。読むこと自体は嫌いじゃ
>ないんで手元にありさえすれば(&やらなければならないことが無ければ)、まぁ何日でも読めるか・・・?
お金とか場所とか維持管理とかが理由で本読まないのは勿体ない!
時間は仕方ないけどさ。
面白い本はいくらでもありますよ。
私の場合まだ読んでない本がテーブルの上に大量に積み上がっててうざいです。
そろそろ実家に退避しないと部屋が狭くてかなわん。
なんか読みたい本あればあげるか貸すかしますよ。

wiz@鬱 :

>映画があるのか。
>今度探してみます。
映画枠じゃなかった気がするんだよな。NHK(一般的な方)かなんかで観たのかな。
まぁ、映画を普通枠で放送しただけか・・・
とりあえず恐ろしく昔の話で、多分小学生の頃の話かな。観たのは。
確かめてないけど検索したらこんなの見つけた。パッケージの真ん中の髪型が
こんな感じだった気がするのでコレかナァ。保証はしませんぜ。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065BFW

>葉巻がなくなると、ですかね。
そーだそーだ。

>なんか読みたい本あればあげるか貸すかしますよ。
極めて特殊な方法でPCモニタ上などd<うわなにをすr
まそれはおいといて、とりあえず技術関係はまずは検索して
なければあきらめるか、もしくはどうしても必要な知識なら
大学の図書館辺りで調査かな。
なんつーか、既に初心者は卒業したので、ヒントだけあれば
後は自力でどうにでもなるというか、むしろ欲しいのはヒントであって
長ったらしく書かれた答えじゃないというか、そんな感じだ。
PSPの本とか読んでると、「君の主張はMTにでも綴ってくれ。
とりあえず見積もりの計算式を一覧表で書いてくれればそれで
いいんだよ」みたいな感じで。ま、この場合は答えを要求に
なる訳だが、そもそも見積もりの式は作者の定義なので
ヒントだけ出されてもねぇ、つー話になるが。
ま、DDKとかその辺りの達人レベルの話はさすがにヒントだけだと
時間がかかるけど、そのヒントだけで成功させるってのも
楽しみの一つみたいな?
そーいやH・Pはどうなったんだろか。魔法の種類が一向に
増えなくてしかも主人公がへたれのままなのでだれて
きてたんだがな。作者が主人公死亡フラグを立てたり
してたんだがなぁ。

>そろそろ実家に退避しないと部屋が狭くてかなわん。
ま~とりあえず、床が抜けてニュースにならんようにな。

eclipse :

>なんつーか、既に初心者は卒業したので、ヒントだけあれば
>後は自力でどうにでもなるというか、むしろ欲しいのはヒントであって
>長ったらしく書かれた答えじゃないというか、そんな感じだ。

問題解決という用途に限ればそうなのかもしれないけど、それは本の役割の極一部なわけで。
新しい発想や視点を獲得するためとか、今まで接触しなかった分野の話だとか、いろいろ得るものは多いと思いますよ。
あとWebでいい資料見つけるのはかなり時間がかかるのでね・・・

eclipse :

つか@鬱とか萎とか・・・
斜体で文字潰れてるから萎を藁だと思ってたw

wiz@暑萎 :

>新しい発想や視点を獲得するためとか、今まで接触しなかった分野の話だとか、いろいろ得るものは多いと思いますよ。
まぁとりあえず時間が余ったら作りたいものが沢山あるので、そういったのをあらかた
作って更に時間が余れば読むって感じかなぁ。一応 PG>本 なので。
とりあえず物語り系はまぁ作りたいものが全部行き詰まって(私の場合は飽きたっつー
ことで、飽きが去るまで待つ必要があるので)時間が余ったら、ツーのもあるかな。
まぁ、いずれにせよすぐそんな状態にはならんかな~。

eclipse :

>とりあえず物語り系はまぁ作りたいものが全部行き詰まって(私の場合は飽きたっつー
>ことで、飽きが去るまで待つ必要があるので)時間が余ったら、ツーのもあるかな。

そんなことありえるのかなぁ。
ま、出力ばかりでちょっと疲れたら息抜きにでも入力してみてください。

wiz@疲鬱 :

 そんなことがありえてしまうのがまぁ私な訳で。
 飽きたら普通に数ヶ月放置とかありえる(興味が回復するまで、とことんぷy<じゃなくて放置な)
訳で、例えばやりたいことが10個あっても、10個とも飽きたら
興味が回復するまで時間が空いたりしちゃう罠。
 ま、そんな訳で、興味が高い刹那的瞬間にどばっとやって、技術的問題にぶつかったり
したら放置。んで、他の事やってて、解決策がひらめいたらそっちに戻ると。なので普通に年単位で
間隔が空いたりする。
 なんつーかマルチタスクでバックグラウンド派って感じですかね。性格的には。なので期限とか
そういうのがあるのはアレですな。ま、ちゃんとやってますが。
 そんな訳で、期限付きなのは疲れるな。やっぱり。適当に面白そうだからやって、
出来ても出来なくてもどうでも良いっつー趣味な作業は効率良いかな。
 ま、来年にはやらなきゃいかんことが1つになるしで、まぁ来年中ごろには
読む時間が出来るかもな~。読む手段は特殊かも知れんが<ぉぃこら

このブログ記事について

このページは、yuchが2005年8月31日 23:59に書いたブログ記事です。

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