カラマーゾフの兄弟
3分冊の文庫版の上巻を読み終えました。
上巻だけで667ページもあるのでかなりの長編です。
しかし激しく引き込まれる。
これは最高級のキャラクター小説ですね。
罪と罰でも思ったのだけど、ドストエフスキーは人物の内面描写がうますぎ。
登場人物みながリアルに人間臭くて個性的です。
ラノベなんか目じゃないっすよまじで。
カラマーゾフの兄弟はジャンル的には恋愛小説になると思います。
恋愛を題材にして、人間の美しさや醜さ、
何のために生きるのか、どのように生きるのかが語られます。
上巻で一番印象に残ったのが最後の100ページくらいの次男イワンと三男アレクセイとの対話です。
特にイワンの神と宗教に対する態度が、自分とかなり似ているところがあって驚きでした。
思想が痛々しいほどに伝わってくるんですよ。
きっとドストエフスキーも悩みまくって考えまくって、それを伝えたくて残したくて小説を書いたのではないかな。
思想を理解するには、ある程度の聖書の予備知識が必要かもしれません。
私的には聖書またはキリスト教否定派あるいは肯定派の方々には是非とも一読していただきたいテキストです。
別に何の答えが出るわではないと思うけど、簡単に答えを出すことに待ったがかかるのではないかと。
イワンの創作した大審問官という話ではローマカトリックに対する一つの斬新でひねくれた見方が例えで示されていて興味深いです。
何故彼らは聖書に、キリストに従わないのか。
ま、想像力を働かせることは大事です。
私もあらゆることには理由があると思っています。
考えて出した仮説が真実かどうかというよりも、考えたという過程が重要ではありませんか。
真実なんてわからない、というのはイワンも言っています。
神は信じよう、問題はそこではない、とね。まったくその通り。
信じるか信じないかではない。どちらにしろ根源的本質的哲学的問題は残りますよ。
その先を突っこまない限り最も重要な問題に対する思考停止です。
そこから先、だから何なのか。どうすべきなのか。どうしたいのか。なぜなのか。
しかしこういった悩みを持っているのが自分だけではないということを知ると嬉しい。
近代ロシアの酒場では哲学的な議論が盛んに行われていたらしいけどねぇ…
古代ギリシャとかほんと羨ましいし。
なんで今の若者は哲学とか興味ないんだろう。

イワンでイワンのバカとかいう童話だか何だかを思い出した。
内容まで思い出せんがな。
>私的には聖書またはキリスト教否定派あるいは肯定派の方々には是非とも一読していただきたいテキストです
つまり誰にでもお勧めと。
暑すぎてまともなコメント書けねーや。
んー?、いつもまともなコメントじゃないって?
>つまり誰にでもお勧めと。
いや、大抵の人は興味ないってスタンスだと思ってたんだけど違うのかな。
そう言えばニーチェがキリスト教を批判しているところで、
存在を認めて重視しているからこそ否定や批判を行うのだとか書いてたな。
>私的には聖書またはキリスト教否定派あるいは肯定派の方々には是非とも一読していただきたいテキストです
>いや、大抵の人は興味ないってスタンスだと思ってたんだけど違うのかな。
んーと、
聖書またはキリスト教 を (否定する人 もしくは 肯定する人)
つーことで、和集合の部分が全ての人かなと思った。
でも、どっちでもない人っつーのを考えると全員じゃなかったな。ヤレヤレ、暑くてダメっすねぇ。
今日は涼しいんで少し冴えてるかも?とか。
あぁぁぁぁ、ICレコーダ買ったけど電源が入らないとかで見てくれってうるさい・・・
ヤレヤレ・・・説明書読めよみたいな。考えるものもって無いっぽいですねぇ~。とスレ違いしてみる。
説明書読まない人多いですね。
書いてあることをいちいち聞くな!みたいな。
>説明書読まない人多いですね。
説明書を手に持って出したら、「ハァ?」みたいな表情を見た気がする。ヤレヤレ
ま、暇な時に対応してやってますが。暇っつか、ゆとりのあるときですかね~。